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2025.03.04
Photo Gallery、ニューボーンフォト/ お宮参り/赤ちゃん撮影、Column
ニューボーンフォトの注意事項について
ニューボーンフォトは他の撮影よりも事前準備が大切な撮影です。
赤ちゃんがいかに寝てくれるかが、ポージングが綺麗にできることに繋がり、撮影成功の鍵となります。
ニューボーンフォトの撮影について簡単な流れと守っていただきたいことを以下にまとめました。
守っていただきたいことを実施していただくことで、ポージングが決まりやすく、撮影をスムーズに進めることができます。
できるだけ赤ちゃんに負担をかけないように、撮影をスムーズに進行し、成功させるためにも、ニューボーンフォトをご利用いただくお客様は、ご協力をお願いします。
お守りいただいていない場合は、眠りが浅くなり、撮影ができなくなる恐れや、よりナチュラルなニューボーンフォトに変更させていただく場合がございますので、ご注意ください。また、それに伴う返金等はございません。あらかじめご了承くださいませ。
もくじ:
・赤ちゃんの睡眠のタイミングを利用した撮影の為、撮影(滞在時間)は2時間半〜3時間が目安
・撮影まで授乳間隔を2時間以上(空けても3時間)空けてください
・正産期に通常体重で産まれてきた赤ちゃんの撮影は、生後7日〜14日がおすすめです
赤ちゃんの睡眠のタイミングを利用した撮影の為、撮影(滞在時間)は2時間半〜3時間が目安です。
ニューボーンフォトは赤ちゃんが眠っている間に実施します。
授乳後20-30分ぐらいはレム睡眠(浅い眠り)
その後、ノンレム睡眠(深い眠り)に上手に移行すると、1時間から1時間半程度眠ってくれますので、その間に撮影を行います。
尚、レム睡眠の際におくるみに包み撮影を開始します。
おくるみは苦しく見えるかもしれませんが、ママのお腹の中にいる時の締め付け感と暖かさに近い為、赤ちゃんは安心して眠りにつくことができます。
ご来店→授乳→ゲップをさせてから赤ちゃんを引き渡し→おくるみから撮影→その他のポージング→ご家族・兄弟姉妹shot
のような撮影の流れで行うことが多いです。
お兄ちゃん・お姉ちゃんがいる場合は、撮影の順番を入れ替える場合もございます。
その時の様子を見ながら撮影を進めていきますが、お兄ちゃん・お姉ちゃんがまだ小さいお子さんの場合、ぐずってしまうから早く撮りたい等、ご要望がございましたら撮影開始前にお伝えくださいませ。
撮影まで授乳間隔を2時間以上(空けても3時間)空けてください。
授乳間隔は赤ちゃんの睡眠に影響する、ニューボーンフォトの撮影にとってもとても重要な事項です。
しっかりと空腹にした後に授乳した後の赤ちゃんは、授乳後によく眠ってくれることが多いです。
授乳間隔を管理していただき、授乳間隔が3時間以上開かないようにし、撮影前2時間は間隔を開けるようにしてください。撮影2時間前を過ぎている場合は欲しがっても授乳されないようにお願いします。
途中で授乳をされるとノンレム睡眠に切り替わる前に起きてしまう為に、撮影が難しくなります。
アトリエで撮影の場合は、アトリエに到着されてから授乳をお願いします。
出張撮影の場合は、ルーツのスタッフが到着してから、セッティングの時間がございますので、その間に授乳をお願いします。
尚、ミルクでの授乳が可能な場合は、ミルクの方が腹持ちが良い為、よく眠ってくれる場合が多いです。
ただし、アトリエにはお湯の準備はございませんので、お客様でお湯を水筒に入れてご持参をお願い致します。
正産期に通常体重で産まれてきた赤ちゃんの撮影は、生後7日〜14日がおすすめです
赤ちゃんは産まれたときすぐは関節が固定されていなく、柔らかい状態のため、おくるみに包んだり、身体・関節の柔らかさを利用したポージングが可能になります。
個人差がありますが、関節が固まってくるのが生後14日が目安となりますので、生後7日〜14日までの撮影をおすすめさせていただいています。
正産期に通常体重で産まれてきた赤ちゃんは、最大でも撮影可能日が生後20日となりますが、日数が経てば経つほど、赤ちゃんの関節がしっかりとしてくる為、ニューボーンフォト特有のポージングをすることが難しくなっていきます。
難しいと判断した場合は、無理をせずにナチュラルな撮影に切り替えることがございますので、ご了承くださいませ。
その期間を過ぎた場合は、ナチュラルな感じのニューボーンフォトか、お宮参り、100日祝いでの撮影をおすすめしています。
母乳を与えている場合は、撮影2日前(48時間前)からガスが溜まりやすい食品を避けてください
母乳を与えている場合は、母乳を通して赤ちゃんに栄養が行くため、下記の食品類は撮影48時間前から避けるようにしてください。
赤ちゃんのお腹にガスが溜まっていると、うつ伏せポーズ等をすると苦しくなり、睡眠を妨げる原因となります。
どうしても好きな食べ物があって食べることを避けられないという場合は、授乳を100%ミルクにしていただければ食べても大丈夫です。
・クランベリー
・オレンジ類
・ドライトマト
・ピザ
・香辛料の効いた食べ物
・ワイン
・玉ねぎ
・パイナップル
・グレープフルーツ
・レモン
・いちご
・チョコレート
・落花生(ピーナッツやナッツ類)
・スパゲッティやラーメン、消化の悪い小麦類
・ピーマン
・コーヒー
・紅茶(カフェインフリーならOK)
・ビール、炭酸系飲料
・アスパラガス
・きゅうり
・カリフラワー
・キャベツ、芽キャベツ
・卵
その他、消化の悪いものやママがご自身でこの食品を食べるとガスが溜まりやすくなると思う食品はなるべく避けるようにしてください。
赤ちゃんによっては無理なポーズもあります。
赤ちゃんにも個人差がありますので、産まれて同じ日数の赤ちゃんでも、関節が固まるのが早い赤ちゃん、元々身体(関節)が硬めの赤ちゃんがいて、赤ちゃんによっては難しいポーズもあります。
できるだけ赤ちゃんに負担がかからないように安全に撮影を進めていきますので、難しいと判断したポーズはキャンセルして別のポーズやナチュラルな撮影に変更する可能性がございます。
うつ伏せポーズは危険??
うつ伏せ寝は赤ちゃんの突然死の原因とも言われており、そのことをご存知の親御さんは抵抗があることと思います。
私もワークショップを受講した際は気になり、講師に質問をしました。
うつ伏せポーズをする際は、呼吸が苦しくならないようにクッションの置き方を工夫し、同じポーズは5分〜10分にとどめ、常に赤ちゃんの状態(呼吸の状況)を見ながら、危険な状態にならないように気をつけて撮影を行います。
また、最善の注意をしながら撮影を進めていきますが、万が一のことを考え、常に赤ちゃんから目を離さないようにお願いをします。
撮影で使用したいアイテムがございましたらご持参ください
ニューボーンフォトのアイテムや衣装類はルーツでご準備していますが、記念品等、撮影で使用されたいアイテムがございましたらご持参いただくことも可能です。
撮影のイメージを掴む為、その際は事前にLINE等でお伝えいただき、画像で共有いただきますとイメージを共有でき、スムーズに撮影を進めることができます。ご協力をお願いします。
ニューボーンフォトの撮影には自然光とストロボを使用します
ニューボーンフォトの撮影は、自然光をメインとして、ポーズとイメージによってはストロボ光を使用しています。
LED等の定常光で強い光を得ようとすると、赤ちゃんにとっては眩しい光の為、ニューボーンフォトでは自然光と瞬間光であるストロボを使用して撮影をしています。
ストロボの光が目に悪いのでは?と心配される親御さんもいらっしゃいますが、基本的に眠っている時に使用しますので、問題はないと考えています。
また、強い出力でアクセサリー等を使用しない眩しい直射で使用することはなく、ボックスやアンブレラ等で柔らかい光を作って直視しない角度から弱めの光を当てます。
まとめ
写真撮影をすることが目的ではありますが、大切な赤ちゃんに怪我があっては本末転倒です。
また、合成写真となる頬杖ポーズはルーツでは行っておりません。
頬杖ポーズはニューボーンフォトに詳しくない人が知識もなく行うのは大変危険ですので、絶対におやめください。
また、ルーツではニューボーンフォトの撮影を、ニューボーンフォトのワークショップ・講座を受講済みの撮影者(フォトグラファー)と赤ちゃんのポージング担当フォトグラファーの2名体制で行っておりますが、撮影中は極力赤ちゃんから目を離さないようにお願いをします。
できる限り赤ちゃん、ご家族の個性が残せるように、その場でベストの撮影をしていきたいと思います。
色々と難しいことを記載させていただきましたが、撮影中は和やかな雰囲気で進めていきたいと考えています。
担当フォトグラファーはそれぞれ育児中ですので、お悩みがあればお気軽にお話ください。
ニューボーンフォトは長丁場の撮影となりますので、楽しく撮影を進めましょうね。