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小学校入学と入園のお祝いに、庄内緑地公園で桜ロケーションフォトをしました

今年も大寒を過ぎて、そろそろ春の足音が聞こえてくるようになりました。

昨年撮影した、庄内緑地公園での桜ロケーションフォトを紹介します。

結婚式の前撮りから、撮影をさせていただいているご家族さまで、ありがたいことに、もう何度も撮影をさせていただいています。

お兄ちゃんの小学校入学と妹ちゃんの入園記念で、アトリエから近くの庄内緑地公園での撮影でした。

お兄ちゃんは今や少なくなってしまった、The男の子の感じの男の子。

妹ちゃんもお兄ちゃんに引っ張られてか？活発な性格の女の子。

そんなふたりの今の雰囲気や性格が残せるように、撮影を進めていきました。

写真撮影を子供達が楽しめるように、ちょっとした遊びを取り入れながら撮影を進めます

ルーツでは、写真撮影をする上で大切な要素のひとつとして、主役（お子さん・ご家族）の魅力を引き出すことを大切にしています。

今回の主役は活発なお子さん達だったので、身体を動かしてもらいながら、楽しめるように撮影をしました。

よくいるカメラマンみたいに、笑って〜〜、笑顔で〜〜みたいな声かけはあまりせず、自然とお子さん達がいられるように、ああ、あの時のあの子はああだったなぁと何年後かに思い出せるよう、その子らしさを引き出せるような撮影をします。

それにいきなり笑って〜〜なんて言われても、みんなプロのモデルやタレントさんではないから、子供はもちろん、大人だって笑えないですよね？

嬉しい・楽しいから笑うのであって、笑ってーー。なんていう声かけで笑った写真は、撮影体験という思い出を含めて、本当にいい写真なのかな？なんて思います。

撮影スタートの頃は、何度も撮影させていただいているのを忘れてしまっているような子供達も、撮影終盤になると、こんな可愛らしい自然な笑顔をくれます。

撮影後のお客さまの声として、ママからは、

何度もお世話になっています！
毎回子どもがヤンチャで暴れて回っていても、とても自然体でステキな写真を撮っていただけます。

とgoogleクチコミで嬉しいコメントをいただいたのですが、私はお子さん達がその時にやりたいことや思いを一旦受け入れることで、そのお返しとしていい表情の写真が撮れると思ってます。

それはママやパパたちも一緒で、一旦はこちらから撮影の指示をさせてもらうかもしれませんが、例えその通りに言うことが聞けなくても、ここに立って！ここにいて！と強制しすぎてしまわず、遠回りのようでも、ありのままのお子さんを一旦受け入れてもらうと、結果として自然でいい笑顔の写真が撮れるのかと思っています。

楽しくない体験→笑えない→写真が嫌いになるのは、写真に携わるものとして一番悲しいことですので、みんなで楽しめる雰囲気を作っていきましょう。

桜ロケーションフォトでいい写真を撮りたい時に注意すること

日程

その1.桜が咲いていそうな日程で撮影予約をする

あたりまえのようですが、桜が咲いていそうな日程で撮影をすることが重要です。桜の木の立地や開花からの天候状況によっても異なりますが、おおよそ開花から10〜14日程度で満開を迎え、満開から5日間〜7日間ぐらいは咲いていてくれます。

開花したての頃はほぼ枝になりますので、満開ちょっと前〜満開以降を予想しての予約がおすすめです。

ただ、自然相手のことなので、なかなか難しいことではありますが・・・。

その分、満開の日にあたった時の感動はひとしおです。

※少しスケジュールがずれてしまう場合は、下記に記すようなちょっとマイナーな桜を狙うのも手です。

その2.土日祝日は避ける

入学式・入園式の当日、前撮り、後撮りを含め土日祝日になると、みんな花見をしたい、写真を撮りたいから、春の桜の時期はとっても混み合います。

公園は自分たち専用のフォトスタジオではありませんので、お仕事をお休みして人が少ない平日での撮影をおすすめします。

庄内緑地公園の場合、特に土日ですと10時には駐車場が満車、午後だと駐車場からの出庫に2〜3時間ぐらいかかるなんてこともありますので、車で移動検討されている方は特に注意が必要です。

天気・天候

春や秋の撮影で人気のシーズンは、天候が不安定なことが多いです。こればかりは運しかないのですが、雨が降ってしまった場合のことも頭に入れておきましょう。

桜ロケで雨天の場合、ルーツでは、下記の選択肢があります。

・小雨程度で、桜が満開の状況であれば、撮影を決行

・大雨の場合は延期、またはアトリエ撮影に振替

フリーランスでスタジオを持たないカメラマン・フォトグラファーの場合は、基本的に延期の選択肢しかないと思います。その間に桜が散ってしまうかもしれませんし、近い日程で延期ができるとも限りません。

また、その日しか家族みんなが集まれないなど、撮影日程に限りがある場合は、ルーツではアトリエ撮影に振替も可能です。

撮影決行か、延期・振替は、提案はさせていただきますが、ご相談のうえで決定しますので、ご安心くださいね。

また、天気予報を見てご案内をさせていただきますが、風が強い予報の場合、風に強いまとめた(固めた)ヘアスタイルや服装でお越しください。雨の中で撮影の場合は、カラフルな傘や長靴等を用意してもらうと一味違う可愛い写真が撮れるかもしれません。

雨上がりの場合は地面が緩い場合もありますので、お子さんの場合は着替えと替えの靴をご持参ください。お子さんを抱っこすると大人の服に汚れがついたりすることもありますので、念の為に大人も着替えを用意し、タオルや汚れたものを拭くウエス・雑巾類も準備しておくといいかもしれません。

庄内緑地の桜について

庄内緑地の桜は、ソメイヨシノ、シダレザクラ、サトザクラ、十月桜と4種類の桜がありますので、他の撮影スポットよりも比較的長い期間、桜の撮影が楽しめます。

あまり聞いたことの少ない十月桜、サトザクラについて

十月桜はその名の通り、10月頃から咲き始め、ソメイヨシノが咲くくらいまで咲いていてくれる寒桜です。お花も小ぶりですので、そこまですごい！という写真が撮れるわけではありませんが、桜の雰囲気は味わえると思います。

サトザクラは八重咲の桜で、色が濃く、お花も大きいので、写真映えする桜です。

天候やその年によっても異なりますが、ソメイヨシノや枝垂桜が散ってから1週間後ぐらいに満開を迎えることが多いです。

ソメイヨシノの咲いている時に予約が取れなくても、延期になってしまった場合にも強い味方になってくれる桜です。

こちらがサトザクラをバックに撮った一枚。

濃いピンクと、八重咲きの大きなお花が綺麗なボケを作ってくれます。

※庄内緑地公園での撮影は事前申請が必要です。撮影代金とは別で、申請代・申請手数料・駐車場代金として2025年1月現在で2000円をいただいております。

まとめ：

いかがでしたでしょうか？

入園・入学に合わせて咲いてくれる桜は、最高の背景になってくれます。

ただ、上記に記載したとおり、事前の準備や、配慮すべきこと、余裕を持ったスケジュールと心構え、そして開花と天候を引き寄せる運が必要です。

ひとつでも上手くいかないと残念な思い出になってしまうこともありますので、一つがうまくいかない時でも、色々と想定をしておくこと、延期等の判断も含めて、後悔がないように信頼できる経験値のあるフォトグラファーに依頼して、その時にしかない記念となる瞬間を、その一枚を残してくださいね。

入園入学のロケーションフォトプランはこちらでご紹介しています